こんにちは!sakuです。
初めてゲームをする時って、そのゲームが面白いかどうかわかるまで時間がかかることがありますよね。
もし、面白いところが見つかる前に飽きてしまうと、二度とそのゲームをすることは無いと思います。
「あともう2日だけでもプレイしてくれてれば、面白いところまでたどり着いたのに、、、」
なんて開発者が嘆くことはよくあります。
そうならないために、20年もプレステ&スマホアプリの開発に携わってきてた私が、初めてのゲームをプレイする時、どんなところに目をつければ、早く良し悪しの判断できるかをアドバイスさせていただければと思います。
最高のゲームライフを送りたいですよね!
目次
最初に知っておかなければならない、3つのこと
①ネットのレビューは大半がウソ
まず大前提ですが、google検索などで出てくるゲームレビューなんて、ほとんどがウソだと思ってください。
- なんでこのゲームの評価が高いんだ?
- なんでこのゲームばかりランキングで1位になってるんだろ?
- なんであのゲーム面白いのにランキングが低いの?
って思ったことは、きっと1度や2度ではないはずです。
実際、世論はどのように思っているのでしょうか?
ネットのゲームランキングやレビューは、信頼できますか?
- 10% とても参考になる。
- 50% まぁ、参考になるかな。
- 24% あまり参考にならない
- 16% 全くダメ!デタラメだらけ!
ネットでは、信頼度は半々くらいのようですね。
半分くらいの人は、しっかりと判断できているということでしょう。
ですが、「とても参考になる。」がわずか10%しかいないように、ネットのレビューは基本的に参考にならないということです。
特に、どのランキングサイトでも1位になっているゲームは要注意です。
なぜなら、、、ランキングサイトにあるゲームを掲載して、そのゲームがインストールされれば報酬がもらえることがあります。
ニュースアプリとかの広告で、たくさんゲームのインストールを促す広告が出てきますよね。
あれのことです。
もしあなたも、このゲームがインストールされれば金がもらえると言われたら、、、絶対にランキングで1位にしたくなりますよね。
なので、不自然にあるゲームがランキングの1位になっていたら、怪しいと思ってください。
企業が広告費を出してランキングを上げている可能性があります。
ですが、、、広告費を出しているから一概に悪いというわけではありません。とても良い商品なら、広告費を使ってTVCMで流したりもしていますよね。
ここでお伝えしたいのは、ランキング1位だからといって必ずしも本当に良いゲームというわけではないということです。
1位のゲームでも、1位だから良いというわけではなく、順位に惑わされないように、あなた自身がしっかりとゲームの面白いところを判断できるようにならなければならないということです!
順位はあまり関係ないということです。
②課金をすることの意味
現在リリースされているアプリのうち、95%以上のゲームが、基本無料で遊ぶことができます。
そのうち、50%くらいのゲームがそのまま無課金でもまずまず楽しむことができます。
アプリには、小さいゲームでも10人、大きいゲームなら100人以上のスタッフが関わっています。
そして、長ければ1年以上も開発期間をかけています。
ゲーム開発って、チームに1人スタッフがいれば、月に経費が100万かかると言われています。給料や、ビルの間借り代、諸経費などの合計金額ですね。
スタッフが10人いれば、月1,000万円です。
それが、10ヶ月開発期間がかかれば、なんと1億円かかるということになります。
つまり、、、ゲームアプリというものは、それを回収しないとゲーム制作会社はつぶれてしまいます。
なのに、基本無料でリリースしているのは、ちょっと不思議ですよね笑
もちろん、みんな知ってのとおり、10連ガチャや20連ガチャといった課金要素でその開発費を回収しなければなりません。
そうなると、、、大きなゲームになればなるほど、ガチャのアタリは渋くなっていきますよね。
そうでないと、次のゲームを作ることすらできません。
なので、、、みなさん、ガチャが渋いと結構ゲームから離れたり、「課金ゲーだっ!」「課金課金とポップがうるさいっ!」とネットのレビューで溢れかえることがあります。
これは、ゲーム会社が本当に良いゲームを作りた結果、このようになっているだけであって、決して利益追求したいだけではないということをわかっておいてください!
(中にはひどいゲームがあるのも事実ですが、、、)
ガチャの渋さや課金ポップの多さは、ゲームの面白さとは関係が無いんです!
多少課金要素が強いゲームであっても、けっしてそれがゲームの面白さを下げているとは緒もなわないようにしてください。
開発費をかけて本気で面白いゲームを作った結果、、、そうなっているということなんです。
③アプリが落ちるからと言ってクオリティが低いわけではない
レビューなどで、「すぐ落ちるからもうこんなゲームはしたくありません。」というレビューを見かけることが多いです。
ですが、すぐ落ちるからと言ってゲームのクオリティが低いと言うわけではありません。
確かに、、、プログラムが完全に整理されていない場合なら、クオリティが問題ですが、アプリが落ちる原因はサーバーの方です。
アプリリリース当初は、どれだけ人が集まらないからサーバーがどのくらいの規模にするかなかなか決めかねる部分があります。
なので、最初はやや小規模なサーバーになっていることもあります。
リリース後、予想以上にアクセスがあった場合、落ちやすくなったりもします。
そして、あわててサーバーを強化するんですね笑
なので、もし面白そうなゲームで、落ちるから申したくない、、、と思っても、少し時間を空けてからまた参加してみてください。
その頃にはきっとサーバーも強化されていることでしょう!
サーバーのパンクは、予想以上に人気があるから起こるんで、むしろ良いこと(製作者側にとって)なので、良いゲームであるという証ととらえれなくもありません。
なので、サーバーが落ちるからゲームの評価を下げるというのは、なるべく切り離して考えてくださいね!
面白いゲームを見つけるために、私が実践してる2つの方法
①ゲームジャンルを効果的に絞る
まず、ジャンルを細かく知ることが一番です。
自分の知っているジャンルでも、大まかにしか知っていなければ、たくさん検索されてしまってどれが良いか見当もつきません。
例えば「RPG」で検索すると、何千何万というアプリが検索されてしまいますよね。
ですが「RPG」というジャンルは、「シミュレーションRPG」「アクションRPG」、最近では「パズルRPG」と多岐に細分化されたジャンルがあります。
また、オンライン系のRPGでも、「MMORPG」「MORPG」があったりします。
プレイスタイルで見ても「ハクスラ系RPG」「ローグライク系RPG」と驚くほど細かく分けられています。
なので、あなたが一番好きなゲームジャンルを細かく知ることができれば、あなたの興味のあるゲームをピンポイントで知ることができます。
「ハクスラ系RPG」が好きなら、「ハクスラ RPG」と検索したらあなたの好みに近いゲームジャンルに絞られて検索されます。
数が少なければ助かりますよね。
ゲームジャンルに詳しくないという人は、「ゲームジャンル一覧」で詳しく掲載していますので一度見てくださいね。
②2つ以上のゲームを同時にプレイしない
結構間違ってしまうのが、たくさんのゲームをインストールしてしまうことです。
最近では、1つのゲームアプリをプレイするまで2ギガくらいダウンロードしないといけないので、なかなかこういう方法も取りづらいところではありますが、、、なるべくやめましょうね!
なぜなら、チュートリアルをしただけで「このゲームは面白い!」と思ったことはありますか?
そんなゲームって、意外に少ないんです。
チュートリアルは、ゲームシステムの説明をするだけなので、「こういう時にこうすればめっちゃ面白い」「あえてこういう戦法をとれば勝てる」なんてことを教えてくれるわけではありません。
完全に機械的ですよね笑
どんな名作ゲームでも、チュートリアルから面白いゲームなんてないんです。
ゲームの面白さをしっかりと伝えようとして、なが~~いチュートリアルになると大半が途中でプレイをやめてしまいますし、短いチュートリアルにすると、ゲームシステムが分からずチュートリアルが終わってしばらくしたらプレイを止めてしまうことなんてザラにあります。
ここは開発者泣かせですね><
こういった状況から、オススメポイントは1つです。
チュートリアルでは面白さは理解できないと思って、最初は面白くないと思っても最低3日、できれば1週間ほどゲームをプレイし続けてください。
最近のゲームはシステムがとても斬新で複雑なので、ゲームに慣れるだけでも時間がかかるからです。
斬新さに頭が慣れてくるのには、3日はかかると言われています。
もし1週間経っても面白くなかったら、、、それはクソゲーなので即別のゲームにいきましょう笑
このように、5日くらいのスパンで新しいゲームを取り替えながらプレイしてくコトをおすすめします。
新しいゲームをプレイするワクワクも味わうことができますよ。
こんなゲームは危険だ!
サウンドがチープ
サウンドがチープなゲームは、駄作が多いです。
ゲーム制作において、最も予算を削ることができるものが「サウンド」です。
ゲームとは、主に「ゲーム企画」「プログラム」「グラフィック(キャラデザ)」「サウンド」といった要素からできています。
この中で、唯一無くなってもゲームが成り立つのが「サウンド」です。
電車では音を消してプレイできるように、音が無くてもゲームだけははプレイできますよね。
なので、ゲーム制作会社はサウンドにお金をかけたくないところが多いんです。
もしくは、サウンドまで予算が回せないキツキツの制作状況であると言えます。
つまり、サウンドがチープだったら、ゲーム制作の予算も人でも少なく、名作になる可能性は圧倒的に低くなります。
「FF」や「ドラクエ」シリーズといった名作を考えてみてください。
ゲームを聞くだけでBGMが頭の中で鳴りますよね。
これは、サウンドまでしっかりと予算をかける余裕があるからなんです。
逆に、デザインがチープに見えてサウンドがとても良い場合、デザインをあえてチープにしている意図があるので、名作である場合が多いです。
これを狙っている「カイロソフト」の作品は大好きです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これを読んで、今まで間違ってたわ~>< って思ってもらえればとてもうれしいです!
長年ゲーム開発に携わって来たものとして、お伝えするのが心苦しいこともたくさんありましたが、ここはあえて包み隠さず公開して見ました。
このサイトが、あなたにとって有益なものになるように、日々前進させていくつもりです!