「パーフェクトワールドM」が面白いか、嘘ナシの本気レビュー

ついに、パソコン版で世界的に大ヒットした名作MMORPG「パーフェクトワールドM」がスマホアプリとなって帰ってきました。

このゲームはプレイしてみたいけど、、、

  • どういったところが面白いの?
  • どう楽しんだらいいの?

と疑問に思っている方も多いと思います。

今回は、プロのゲーム制作者である私が、このゲームの魅力について切り込んでいきたいと思います。

ウソ無しで辛らつにレビューしていきますよ。

MMORPGが進化した
PVPが楽しすぎる
仲の良いフレンドと、抱っこ・結婚までできる

アプリハンター編集部の評価

ではまず結論になりますが、このゲームの評価を数値化したいと思います。

総合ゲーム評価

ゲームの面白さ ★★★★★★★★★★ 9
世界観 ★★★★★★★★★★ 9
操作性 ★★★★★★★★★★ 8
グラフィック ★★★★★★★★★★ 8
サウンド ★★★★★★★★★★ 5
総合おすすめ度 ★★★★★★★★★★ 7.8

育成・装備・生活系・仲間とのコミュニケーション・PVPとすべてにおいて楽しめるクオリティではありますが、、、

ただ、サウンドだけがちょっと足を引っ張ってしまっている印象です。

合計7.8点はまずまず、といったところでしょうか。

ですが、パソコン版からずっとプレイしている私が言います。

ゲーム自体はすごく面白いです!

レベル20になると人が多い”祖龍の城”で冒険ができるようになるので、まずはレベル20までは何とかプレイしてみてくださいね!

ココが良い

  • ① 陸・空・海と広大なオープンワールド
  • ② 職業が活きるバトルシステム
  • ③ 領土戦・PVPがアツすぎる
  • ④ アクション戦闘が楽しい
  • ⑤ 仲良くなったら結婚できる
  • ⑥ 抱っこシステムが最高

ココが悪い

  • ① BGMがイマイチ
  • ② SEが古い
  • ③ ストーリーに感情移入できない

グラフィックはどうなの?

では次に、個別に詳しくレビューしていきたいと思います。

グラフィックから解説してみたいと思います。

スマホでは十分なクオリティ

日本でもなく、中国でもなく、韓国でもない、無国籍的なアジアンテイストの世界観は十分に美しいです。

3Dオープンワールドの広大な世界なので、遠くの山々、巨大な建造物のスケール感の表現もとても良い感じですね!

また、近くにある木々も木の葉一枚一枚描かれていてこだわりを感じます。

ですが、スマホのMMORPGのグラフィックは急激にクオリティに上がってきており、今やパーフェクトワールドのクオリティは特別すばらしい、、、という程でははありません。

上位グループの1作品といったところでしょうか。

でも、一点スゴいところは、上記画像のようにグラフィックに10種類ほどもあるフィルターをかけることができるところです。

このフィルターによっては、みなさんのグッと刺さる色合いが見つかるかもしれません。

私個人的には「ドリーム」がめちゃカッコ良かったです!

なので、好みの調整によっては最高のグラフィックになる可能性はあります。

グラフィックがすごいゲームは他にもたくさんありますので、もしよかったら比較してみてくださいね。

精密すぎるキャラメイク

キャラメイクの細かさは、年々レベルが上がっていますが、このゲームはさらにそのレベルを引き上げてしまいました。

エディットできる箇所は「顔の輪郭・髪・目・口・鼻・顎・眉・体型・メイク」というパーツに分けられていて、それぞれの項目にさらに細かな設定ができるようになっています。

たとえば目なら、「瞳孔の大きさ・目の大きさ・広さ・高さ・深さ・間隔・角度」そして、「まぶたの上下の形」まで超細かく作りこむことができます。

しかも”瞳孔”に関しては、左右の目の色まで変えることができます。

種族によって少し変わりますが、ざっと数えると54ヶ所も詳細な調整が可能です。

どんな顔でも作ることができるので、絶世の美女・イケメンも自由自在に作ることができます。

このゲームのエディット機能にハマる人は多く、ギルメンから、「こんなカワイイ妖精ができたから見て~!」って自慢のキャラの見せ合いをしたりすることもよくありました。

また、美女・イケメンだけでなく、もうこの世のものとは思えないほどのモンスターのようなブサキャラももちろん作り出すことも簡単です。

下記画像のようなお笑い系も作成可能ですよ。

あなたのセンスをそのままキャラメイクに活かすことができます。

さらに、顔ができあがったら「シェア」ボタンを押すことによってコンピューターに顔の評価をしてもらうことも可能です。

「蛇顔」「火のように燃える視線」「二次元ヒロインの目」といったさまざまな評価をもらうことができますよ。

唯一難点があるとすれば、デフォルトで用意されている顔があまりいいものが無いところですね。

なので、キャラメイクにこだわりたい人は、最初に時間をかけて最高のビジュアルを作り上げてしまうことをおすすめします。

僕はキャラメイクだけで1時間くらいやりこんでしまいました笑

ゲームシステムはどうなの?

陸・空・海 行動範囲が広すぎる

完全3Dオープンワールドで描かれた世界は広大で、地球の果てまで描かれていると感じるほどです。

特にすごいのは、一般的なMMORPGは陸が中心ですが、このゲームは陸と空が同じくらいの比率で大事です。

特にジャンプシステムがすごくて、ジャンプしている間にもう一度ジャンプボタンを押すと2段ジャンプ、3回押すと水平ジャンプ、4回押すと2段水平ジャンプの舞いと、ゲーム開始直後から空をバンバン飛びまわることができます。

このジャンプを使えば移動のストレスもなく快適ですね!

ただちょっとコントロールが難しいです。

そして、これとは別に空を飛ぶ飛行専用アイテムもあるので、まさに空中を楽しめるのがこのゲーム特徴です。

また、頻度は少ないですが、水の中も美しく描かれています。

外から映りこむ光の描写など細かく表現されているだけでなく、BGMや効果音も水の中で聞いているようなこもった音に変わるところが見事な表現力だと思いました。

アクション要素が強化された戦闘

パソコン版から最も進化したのが戦闘システムです。

前作では、壁のように棒立ちで肉弾戦のように敵と戦っていたのですが、本作では攻撃をかわしたりするアクション要素が加わりました。

ボスが必殺技を出す前に前兆となる攻撃範囲が示されるので、タイミングを合わせて華麗によけつつ回り込んでまたダメージを重ねていくというスリリングさがめちゃ楽しいです!

また、完全オートモードも用意されているので、ザコ狩りの時などにうまく使い分ければ便利です。

役職が生きるバトルシステム

現在のところ、人間・エルフ・妖族の3種族の中から、6つの職業を選ぶことができます。

パソコン版では、4つめの種族が追加になりましたので、おそらくいずれ4つ目の職業も追加になることでしょう。

来年あたりには、合計8職種になると思われます。

各職業の特徴は下記のとおりとなっています。

種族 職業
解説
物理 魔法
攻撃 守備 攻撃 守備
人間 戦士 壁も火力も万能 × ×
魔道士 高い魔力攻撃が魅力 × ×
エルフ 弓使い 火力が高い遠距離型 × ×
精霊師 唯一の回復職 × ×
妖族 妖獣 高いHPのタンク ×
妖精 ペットを使って万能

また、このゲームの面白いところは、役職がそろわないと絶対にクリアできないイベントが用意されているところです。

上記のように役職によるバトルでの位置づけが明確なので、それが活きるイベントが多数用意されていますよ。

どのイベントでも精霊師の位置づけが重要です。

では、各職業について詳しく解説していきますね。

どの職業を選ぶかの参考にしてもらえればと思います。

戦士

最も一般的な職業です。

高い火力と守りで、タンクをしながらダメージを与えることができる万能職です。

また、スタンを使って敵の動きを止めヘイトを集めたり、範囲攻撃で一瞬でたくさんの敵にダメージを与えることができます。

ダンジョンなどパーティープレイでは、先頭に立つことが多く、高い技術が必要な役職となっています。

僕はメインで現在も使っています。

魔道士

高い魔法攻撃力を誇る役職です。

ダンジョンでは主に火力プラスアルファという位置づけですが、気持ちよくダメージを与えることができるので楽しいです。

ですが、魔道師が必須なイベントが少ないため、パソコン版では人気はあまり高くありませんでした。

ただ、気持ちよく使えることは間違いありません。

妖獣

タンクに特化した役職です。

高いHPを誇り、最強の壁となってくれます。

四足歩行の姿になったり、二足歩行の姿になったりできるのですが、姿によってHPが変わるので、ダンジョンやソロ狩りではプレイスタイルが変わるところがとても魅力です。

安定した妖獣がいれば、パーティーはとても安定するので、強い妖獣はイベントでは引っ張りダコになりますよ。

妖精

フィールドにいるモンスターを飼いならして、ペットにして戦う職業です。

常にペットと2人で戦えるので、ソロ狩りでもパーティーでも楽しみどころが多い職業です。

妖精本体の物理防御はディッシュ並みの低さですが、物理防御の高いペットがいれば、戦士や妖獣のように壁にもできたりします。

良いペットさえ手に入れれば、万能の働きを見せてくれます。

弓使い

敵単体には圧倒的な火力を誇る、遠距離攻撃型の職業です。

領土戦では、突然死んでしまったと思ったら、火力特化の弓が遠くからスナイパーのように攻撃されていたり、極めてしまえばとても楽しい職業です。

ですがPVPで勝つには技術が必要です。

精霊師

唯一の回復ができる職業なので、ダンジョンやイベントなどでは、絶対に必要な職業です。

ですが、物理攻撃に関してはほぼゼロに近いほどの防御なので、パーティーでは全力で精霊を守る戦い方になります。

仲間を殺さず、自分も生き延びなくてはならないので、最も技術が必要な職業の1つです。

プレイヤーは女性が多いからかもしれませんが、上手な精霊師って意外に少ないです。

なので極めたらめちゃ楽しくなると思います。

僕はサブが精霊師でした。

コミュニケーションシステムは楽しい?

仲間と楽しめるMMORPGだけあって、コミュニケーションシステムがとても充実しています。

その中で、特に紹介したいシステムを抜粋して紹介したいと思います。

ボイスチャットシステム

チャットシステムは、パソコン版よりかなり強化されました。

「世界」「パーティー」「付近」「ギルド」「個人」と細かく分けられているのは変わっていませんが、ついにボイスチャット機能が登場しました。

パソコン版ではスカイプを使ったりしていたのですが、これでより強固に連携ができますね!

領土戦

個人的には、一番アツかったのが領土戦です。

上記画像は、ゲームリリース直後なのでまだ何も記載されていませんが、20~30程に分かれた地域を、毎週ギルドごとに戦争をして奪い合っていきます。

隣あった地域しか攻めることができないので、パズルのように戦略を立てていくのがすごく楽しかったです。

パソコン版では、ギルマスを中心に事前に参加者の確認、マップでの受け持ち担当地区、守備チームの確認といったかなり本気でとり組んでいるギルドがたくさんありました。

おそらく、アプリ版でもかなりのアツい戦いが繰り広げられることになると思います。

PVPシステム

PVPシステムは前作同様ものすごく楽しいです。

レベル15を超えれば、誰にでも、どこででもPVPを挑むことができます。

時折、人がたくさんいる街中でバチバチ戦っている人がいるほど盛り上がっていますよ。

あまりにPVPが楽しいので、レベルアップと武器強化は対人戦のためだけにやっている一匹狼的な人もたくさんいるくらいです。

当時はまさに僕もそうでした笑

そのPVPで一番面白かったのが、週月曜日の20時から行われる”格闘大会”です。

何百人という参加者がいる中で、狭い部屋の中で6人ずつ分けられ、となりの部屋の6人と合計12人で半分の6人になるまで倒しあいをして、残った6人でさらに別の部屋の6人の12人が戦い、また6人になるまで戦い、、、と繰り返し、最後まで残った人が優勝になります。

優勝すれば莫大な経験値がもらえますよ。

どこまでも強さを求めることができるこのゲームにおいて、最高のイベントでした。

結婚システム

フレンドやギルメンとのコミュニケーションシステムがすごくとれるシステムなので、他のプレイヤーとすごく仲良くなりやすい傾向があります。

パソコン版ではオフ会も何度も開かれるくらい盛り上がっていました。

アプリ版でも、コミュニケーションシステムはかなりグレードアップされているので、楽しく冒険できることは間違いありませんね!

また、異性プレイヤーと仲良くなったら、「寄り添う」コマンドを使ってイチャイチャすることができますよ。

パソコン版ではキスもできたのですが、アプリ版でも引き継がれているか気になるところですね。

そしてさらに仲良くなったら、、、

なんとゲーム内で”結婚”までできるようになります。

結婚したら、キャラの上に「○○の夫」「○○の妻」と表示されるので、ちょっとした夫婦感覚を楽しむことができます(PC版)。

実際に、オフで会ってそのまま本当に結婚した”完美婚”をしたカップルもいましたよ。

サウンド(BGMとSE)は良い?

BGM

サウンドのプロとして、ちょっと辛口、、、というか、リアルな評価をすると、正直なところもう一歩です。

曲がうまくループできてないものがあるので、こんなんは論外です。

個人的に嬉しかったのは、”祖龍の城”のBGMがオリジナル版のアレンジだったところです。

聞いた時、すごく懐かしいな、、、とちょっとした感動はあったのですが、特に現代的なアレンジもしているわけではなく、そのまま使ってる!?と思うほど古臭く感じたのは残念でした。

決してクオリティが低いわけではないのですが、全体的に印象に残らない音楽が多いですね。

SE

効果音は、前作のイメージを引き継いでいるのは良いのですが、効果音のクオリティが当時より遥かに高くなっている現在では、ちょっと古く感じました。

当時遊んでいたプレイヤー以外は特に喜ばないのではないかと思います。

サウンドは残念ながらちょっと期待はずれでした。

まとめ

総合ゲーム評価

ゲームの面白さ ★★★★★★★★★★ 8
世界観 ★★★★★★★★★★ 9
操作性 ★★★★★★★★★★ 8
グラフィック ★★★★★★★★★★ 8
サウンド ★★★★★★★★★★ 5
総合おすすめ度 ★★★★★★★★★★ 7.6

みなさん、いかがでしたか?

今回は、かなりガチでレビューしてみました。

最後サウンドはちょっと辛口レビューになってしまいましたが、ゲーム全体としてはめちゃ面白いです!

まずは、ぜひプレイしてみて判断してくださいね!

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パーフェクトワールド M

パーフェクトワールド M

ZlongGames無料posted withアプリーチ

リリース日 2020年5月12日
ジャンル MMORPG
利用料 基本プレイ無料
対応端末 Android4.1以上、iOS9.0以上
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